波長の長い紫外線(UVA)を照射する治療法

他に光線療法といって、波長の長い紫外線(UVA)を照射する治療法もあります。

波長の長い紫外線によって、組織の減菌と細胞を活性化を促し、新陳代謝を助けます。

治りにくい湿疹に効果が認められていますが、副作用として皮膚が日焼けしたり、シミができることがあり、眼球のレンズ、網膜にも悪い影響を与えるので、専門家のきちんとした管理下で行なうことが大切です。

これらは特に重症の患者さんに対して行なわれる治療法です。

かゆみは、肥満細胞というアレルギー反応と深い関係を持つ細胞から放出されるヒスタミンという物質が、かゆみを伝える神経の受容体と結びついて起こると考えられています。

抗ヒスタミン薬というのは、この受容体にヒスタミンが結びつくのをブロックして、ヒスタミンの作用を抑える作用を持つ薬です。

抗アレルギー薬は肥満細胞そのものに働き、ヒスタミンをはじめとするさまざまな炎症を起こす化学伝達物質の放出を抑える内服薬です。

多くの抗アレルギー薬は同時に抗ヒスタミン作用を持っていますので、どちらもかゆみを抑える薬として使用されることが多いようです。

これらの薬はかゆみを抑えるとともに眠くなる、体がだるくなる、日が渇くなどの副作用を生じることがあります。

最近は眠気を生じにくい抗アレルギー薬も出てきました。

どちらも使うときにはある程度の長期間続ける必要があります。

抗アレルギー内服薬は1~2週間では効果がはっきりしないので、最低8週間は飲み続けます。

効果がある場合には1年以上に渡って使うこともあります。

つまリアレルギー疾患には、抗アレルギー薬を連続投与して、外用治療薬はあくまでも補助的に使用します。

そして皮膚面がよくなれば外用薬は中止します。

このときは抗アレルギー薬や漢方薬のみを服用します。

バリア機能を修復するために長い時間が必要とされるからです。