抗アレルギー薬について

抗アレルギー薬は、バリア機能の修復にとっては「善玉薬」となるわけです。

最近、私がよく感じているのは、抗アレルギー薬を長期に服用すると、子供が風邪症候群にかかりにくくなっていることです。

あるいは、かかっても一日二日ですぐによくなります。

とにかく以前にくらべて丈夫になった、と親も言ってくれます。

子供にとっても善玉薬というわけ。

これは、皮膚や粘膜のバリアー機能の強化につながったものと考えています。

ウイルスや細菌に対して進入禁止を発する浄化作用があるからだと思います。

 一般的に、この作用には3カ月以上服用すれば効果が得られると思います。

これらのことを私は一種の体質の変化(改善)と考えています。

これによつて、細菌性アトピー性皮膚炎を防ぐことができます。

また3カ月の服用によつて、体の中で炎症発現をする細胞の量が徐々に減少し、自己感作の過敏度合いが低下するようです。

軟膏は、透明でべたべたした感じのもので、ワセリンに薬剤を溶かした油性のものです。

クリームは、見た目に自く、化粧品のようなクリームに薬を溶かしたものです。

このクリームというのは、水と油を界面活性剤で混ぜ合わせたもののことです。

軟膏とクリーム剤の使い分けは、「湿った湿疹には軟膏、乾燥した肌にはクリーム」が原則です。

この使い分けはたいへん重要で、ジクジクして傷のある湿疹にクリーム剤を塗ると悪化してしまいます。

クリームの界面活性剤は皮膚によく浸透しすぎるため、刺激が強すぎるのです。

したがって、少しでも表皮に損傷がある場合は油性の軟膏しか使ってはいけません。

湿った湿疹にも乾いたかぶれにもどちらにも使えるのは軟膏です。

わからないときは軟膏を塗るようにすればトラブルが防げますが、強く乾燥した皮膚には、軟膏でかえって悪くなることがあります。

そういうときはクリーム剤がよいのです。

なお、見た日は透明でも、水につけると白くなるものは、界面活性剤が入っている証拠ですので、クリーム剤になります。

界面活性剤についての関連知識→http://www.nicca.co.jp/05recruit/iaa.html