ステロイドを使用するにあたっての留意事項

皮膚が薄く毛細血管の数も多いため、顔などは副作用の恐れがあるためステロイド剤を使わないほうがよいです。

そんな部分に処方されるのが、非ステロイド系の薬です。

内服の解熱鎮痛剤を塗り薬に応用したもので、ステロイド剤のように短期間での効き目は期待できません。

効き目がよくないと長期の使用が必要となり、薬でかぶれてしまうこともあります。

ステロイド剤ではないからといって、あまり塗りすぎないことです。

でも、非ステロイド剤が自分の肌に合えば、これは保湿剤になることもあります。

まず、軽症用の薬(保湿剤やワセリン)を広げて、次にひどい部分、赤くなっている部分にステロイド剤をちょんちょんと重ねてつけてください。

塗る順番としては、弱い薬を顔や首すじなど皮膚の薄い部分から初めて、次にお腹や背中、最後にひじやひざ、手足などの皮膚の厚いところに塗るようにしましょう。

頭皮に塗る場合はシャンプーの後にタオルで拭いて、まだ湿り気があるうちに塗るとよく延びます。

ただし、正常な部分には塗らないようにしましょう。

髪がぬれたままだと湿疹が悪化しますので、髪の毛はタオルで拭いて乾かしてから寝るように。

ドライヤーは皮膚が痛む元になりますので、使わないか、15センチ以上離して髪の毛だけを乾かすようにします。

このときは、タオルで髪を拭きながらドライヤーをすると、より短時間ですみます。

顔は非ステロイドの抗炎症剤でもかぶれたり、汗や皮脂の刺激で湿疹が出ることもあります。

また、日光に当たる部分でもあり薬が変質して皮膚を刺激したり、色素沈着を起こすこともありますので特に注意が必要です。

強い薬が手についたままで、顔をさわったりしないように。

もし強い薬を先に塗った場合は、一度手を濡れタオルで拭いてからか、洗ってからにしましょう。

できるだけ早く治すため、外用薬の塗る回数は、1日3回を目安にしてください。

さっと治して、強い薬は早めに中止できるようにすることがポイントです。